ガサガサッ…ガサッ。 部屋の外から、物音がする。 ……コワ………イ…。 「ち…、真愛知、砂月だ。」 その声は、紛れも無く、砂月さんの声だった。 「まってて」 カラカラ…。 窓を開けると、愛しい人の姿…。