"runa side"
ロングの女の子が教室に戻った後、美奈に名前を聞いたらあることも知った。
『名前は古川 華凛 ふるかわ かりん。いっつも優星の後ろにおるんやけど、優星と喋っとったらすぐ間入ってくるし、好きなんやと思うけど、優星に近寄った人には何かと悪口やらゆーてる。でも、なんか、前の学校でなんかあったらしいで?あんましらんねんけどな』と笑いながら言う美奈。
『前の学校って?転校してきたの?』
『あ、中学一緒なんやけどな、ほんまに受験期間の時に転校してきてなぁ。でも、なんか関西に住んどったらしいんやけど。うちもよーわからんわ笑』
『そっか!ありがと!教えてくれて!』
『いやいや!こんなこといつでもゆーで!それにこれから長い付き合いになりそうやしな瑠奈と笑』
『え?なにがあるの?』
『え〜うちだけ〜うち、瑠奈ともっと仲良くなりたい!もっと瑠奈のこと教えて欲しい!!やから親友にならん??』
『あ!まぁ、ならん?とか聞くもんじゃないんやけどな!笑』
と、美奈は何かと正直者だ。
私はこの美奈の性格が羨ましかった。
私がこの性格だったら東京にいたときもっとたくさんの友達が作れたんだろうな〜と東京にいた頃を思い出してしまった。
『るーなーーあ!!』
『ん?て、え?』
『教室におらんかったし、瑠奈探し!!
どこ歩いとったん』
『あ、ーっと、』
後ろにまたロングのあ!じゃなくて、華凛ちゃんがいた。
だから、さっき華凛ちゃんとトイレに行ってたなんて言えないし…
『ん?』
優星が聞いてきた。
あぁ、どーしよう。
『私と、学校回ってたの!!』
美奈がフォローしてくれたみたい。
小声で美奈に『ありがと!』
と言うと美奈は笑った。
『じゃ、村田さんが見つかったことやから、私と教室戻ろ』
あ、華凛ちゃん…
『瑠奈と話したいから、ちょっとごめん。』
『あ!そっか、わかった!』
って、私を睨みつけて言った。
私は怖くて怖くてたまらなかった。
でも美奈が『負けたらあかんで。勝負してるわけじゃないけどな笑』
『う、うん』
私は弱気になっていた。
『…な!瑠奈!聞いとる?』
『え、ああ、うん』
『どーしたん?』
『いや、何もないよ!』
『そっか!ならいいんやけど!
あ、のさ、こんなことゆーんもおかしいけど、別に華凛俺の彼女じゃないしな!』
『え?』
『あ、ごめん。俺トイレの中で話してたん聞いてしまった。俺もそん時トイレ行こうと思ってたんやけど、なんか誰か喋ってて、聞いたら瑠奈と華凛やったし、ごめん!』
『あ!いや、いいの!別に何もないから!』
『そっか!まぁ、気にしんといてな!』
なんでだろう。どうしてだろう。
どうして、こんなに胸が張り裂けそうなくらい痛いんだろう。
ロングの女の子が教室に戻った後、美奈に名前を聞いたらあることも知った。
『名前は古川 華凛 ふるかわ かりん。いっつも優星の後ろにおるんやけど、優星と喋っとったらすぐ間入ってくるし、好きなんやと思うけど、優星に近寄った人には何かと悪口やらゆーてる。でも、なんか、前の学校でなんかあったらしいで?あんましらんねんけどな』と笑いながら言う美奈。
『前の学校って?転校してきたの?』
『あ、中学一緒なんやけどな、ほんまに受験期間の時に転校してきてなぁ。でも、なんか関西に住んどったらしいんやけど。うちもよーわからんわ笑』
『そっか!ありがと!教えてくれて!』
『いやいや!こんなこといつでもゆーで!それにこれから長い付き合いになりそうやしな瑠奈と笑』
『え?なにがあるの?』
『え〜うちだけ〜うち、瑠奈ともっと仲良くなりたい!もっと瑠奈のこと教えて欲しい!!やから親友にならん??』
『あ!まぁ、ならん?とか聞くもんじゃないんやけどな!笑』
と、美奈は何かと正直者だ。
私はこの美奈の性格が羨ましかった。
私がこの性格だったら東京にいたときもっとたくさんの友達が作れたんだろうな〜と東京にいた頃を思い出してしまった。
『るーなーーあ!!』
『ん?て、え?』
『教室におらんかったし、瑠奈探し!!
どこ歩いとったん』
『あ、ーっと、』
後ろにまたロングのあ!じゃなくて、華凛ちゃんがいた。
だから、さっき華凛ちゃんとトイレに行ってたなんて言えないし…
『ん?』
優星が聞いてきた。
あぁ、どーしよう。
『私と、学校回ってたの!!』
美奈がフォローしてくれたみたい。
小声で美奈に『ありがと!』
と言うと美奈は笑った。
『じゃ、村田さんが見つかったことやから、私と教室戻ろ』
あ、華凛ちゃん…
『瑠奈と話したいから、ちょっとごめん。』
『あ!そっか、わかった!』
って、私を睨みつけて言った。
私は怖くて怖くてたまらなかった。
でも美奈が『負けたらあかんで。勝負してるわけじゃないけどな笑』
『う、うん』
私は弱気になっていた。
『…な!瑠奈!聞いとる?』
『え、ああ、うん』
『どーしたん?』
『いや、何もないよ!』
『そっか!ならいいんやけど!
あ、のさ、こんなことゆーんもおかしいけど、別に華凛俺の彼女じゃないしな!』
『え?』
『あ、ごめん。俺トイレの中で話してたん聞いてしまった。俺もそん時トイレ行こうと思ってたんやけど、なんか誰か喋ってて、聞いたら瑠奈と華凛やったし、ごめん!』
『あ!いや、いいの!別に何もないから!』
『そっか!まぁ、気にしんといてな!』
なんでだろう。どうしてだろう。
どうして、こんなに胸が張り裂けそうなくらい痛いんだろう。