クリスマスの奇跡?【短編】

「ふ、福永くん!あなたそんなキャラでした⁈」


私はもうドッキドキし過ぎてアワアワ状態です!


「え、うーん?
相手が木本さんだから、かな?」


福永くんは私の手を引っ張り、体を引き寄せ…


私の耳元に顔を寄せた。


「もう仕事も終わってプライベートなんだから。
俺のことは奏介(そうすけ)って、名前で呼んで下さい。」



うっひゃーーーーー⁈


み、耳元!耳元で‼︎


「そっ…そそそ、奏介っ…くん…」


私が噛みながらも名前を呼ぶと


「はい。よくできました。」


頭をポンと撫でてくれた。