みんなと過ごした49日



看護師の、私の世話役の谷口さん。




優しそうな人で良かったとホッとする。




私は、視線を下に向けた。




視線は、手に握られる白い封筒。




さっき、谷口さんから渡された物だ。




[矢井田舞様]と書かれた宛名の左横に、送り主の名前が書いてあった。




[島田(シマダ)ハル]




なんで、島田くんが……




島田くんこと島田ハルくんは、同じクラスの男子。




だけど、同じクラスなだけで、他に接点は何もないし、殆ど喋った事もない。




なのになんで、島田くんが私にこんな物を書いたんだろう?




不思議に思いながらも、封を開け、中身を取った。