ガラガラガラガラ。

ピ、ピ、ピ、ピ

そこには、正しい心音の音と…
奈々が眠っていた。

「奈々。」

返事がない。
当たり前なのに…
とても遠くに行ってしまったようで、怖かった

「奈々!おい!返事してくれよ!」
「悠真!おい!」

今の俺には優希の声も聞こえなかった。

「おい!奈々!俺らずっと一緒だよな!結婚して!幸せな家庭築くんだよな!
目を覚ませよ。わぁぁぁ。」