[佐々木先輩って香川友美さんと付き合ってるんですか?]

数分後返事がきた。

[付き合ってないよ?なんで?]

[今日音楽室に来て佐々木先輩のこと探してましたよ?]

[まじ?また行ったのか…]

[先輩香川友美さんとどんな関係なんですか?]

[んー…昔告られてねー断ってるんたけど諦めてくれなくてさ…]

[そ、そーなんですか、なんかすみません(´・ω・)]

[いや、いいよ竹中さんだし]

…どういう意味なんだろう。
私ならいいって、じゃぁ真姫やほかの子なら話さなかったの…?

期待してしまうじゃないですか…!!

[私ならいいってどーゆーことですか笑]

ちょっとだけ、気になったから…もし深い意味はないなんて言われたら傷つくのは分かってたのに。聞いてみたかった。

[んーなんか安心出来るからかな?笑]

安心できる…?私といると…?何それ、私だけ『特別』ってことでいいの…?

佐々木先輩のことがよく分からなくなった。

[なんですかそれー笑あ、そろそろ勉強しなきゃなので、また明日!!]

[おう、勉強がんばれ!またね]

またねって文字が嬉しかった。
でもそれ以上に『安心できる』って言葉が引っかかっていた。

『先輩はもしかしたら私のこと…』

なんて馬鹿みたいな妄想していたらあっという間に一時間…急いでご飯を食べて寝た。