君と見た海

「ま、麻奈。わすれてないにょ？」

「おい最後。」

焦ってかんでしまった私にまったくもう、と麻奈が呆れた。

「もーさ、二人ともそんなに仲がいいなら付き合っちゃえば？」

「「え？」」

思わず美海と海斗の声が重なった。

私たちの反応に麻奈は焦って、

「こ。、ごめん。付き合えなんて気軽に言うことじゃないよね。」

「うっううん！！ちがうの！」

恥ずかしくてずっと言ってなかったけど覚悟を決めなきゃ。

「私たちもう付き合ってる・・・の。」