蜜姫side


月日は流れてあたしも今日から大学生!


雅と同じ大学に通うんだー。


あれからあたし達はずーーっと仲良し


雅が一段とあたしに甘くなったの。


それはいいんだけど甘やかされすぎて


わがまま放題のあたし……。


これじゃダメなんだけど、ついつい雅の


優しさに甘えちゃうの。


今日だって………


「みぃー、遅れるぞ。起きろー。」


「やぁだー。まだ寝てたい。」


あたしはすごく寝起きが悪い…。


「仕方ねぇな。朝飯の準備は俺がするか

らもーちょっと寝てろ。」


朝ご飯作るのはあたしの役目なんだけど


高校卒業してからは朝早く起きなくてい


いからずっとこの調子……。


「みぃ、そろそろ起きないと遅れるぞ」


「んー、雅ぁ抱っこ。」


「はいはいお姫様。」


そう言っていつも私をベットから抱っこ


して連れ出してくれる雅。


優しくて毎朝、雅のことを好きになって


いってる気がする。