少年少女探偵団(追加中)

姫side

…ガイ、余計な物を見てないかしら?見ていないなら別に…さてと、こいつら、何者かしら?

「ひ〜め!警察くる〜!10分経ったら〜!」

ガイが外側でそう言った。
「ありがと、ガイ。」

「お、おう。‼︎姫!しゃがんで‼︎」
?あ、そゆこと。

ガイの云われた通りにしゃがむ。
「立て〜!」
その次に立つ。

「がぁ!」
あ、倒れてた奴か。

「ありがと、ガイ。あ、こいつら、完全に警察行きね。」
完全にドSだ。自分。

「ガイ、入ってイイわよ。今日はね…こいつら、追い出してくれる?」

「あ、うん。いいの?」

「えぇ。でも、次は無いから!」
「は、はい〜!」

ガイは2人をひきずり出してくれた。それと同時に警察がきた。

「えーと、ガイ君が姫ちゃんを呼び出しに来たら…「おっさん、こっちで片付けるから帰れ〜!」

「こら!」
「おっさん…はは。」

「だって〜!めんどんも〜ん♪」

ガイったら…
警察の人は現場検証し、帰って行った。勿論、立ち入り禁止に。

「ひ〜め!ゴメン!」
「いいの。仕方ないでしょ?けど、ガイ、貴方、ほんと〜に!何も?」

聞いとかないとね。一応、念のため。

「あの、何か、小さい、のを…」
「はぁ⁉︎何ですって⁉︎」

「でも、全部じゃない!本当!」

全部じゃない?
「正直で宜しい。許してあげるわ。」

「本当!よかった…」

「えぇ。」
私はクスリ、笑った。

「ねぇ、姫。何で、人がいると笑わないの?」
は?

「何?」
「だって、姫、人と接してないし、あ、学校ではね!」

確かにそれは自覚済み。私は…
「別に良いでしょう。ガイだって、探偵団のルトとアイナともあんまり関わってないでしよ。」

「う、そうだけど、それとは関係が…無いんじゃ?」

「はい!やめ!って、ガイ、貴方、何しにきたわけ?」

「あ、あのさ!親父が遅くなるみたいで、その…一緒に…」
「ガイ、こっからでよっか?」

「あー、そうだね」
***

リビングで食べた。因みにカレー。
「ねぇ、姫、何であの奥の部屋入っちゃダメなの?本だらけなのに。」

「ガイと探偵団には関係ない。」
「そっか…」

あの本だらけの奥の部屋はある事情がある。
食べ終わり、片付け。ガイも手伝ってくれた。

「じゃあ、明日な!」
「また。」

ガイが帰っていった後、私はあの本だらけの奥の部屋へ。

KEEP OUT(立ち入り禁止)のテープを超えて。

此処は、私だけが単独捜査しているものばかりのファイル等があるからだ。本だらけに見えるけどそれはカモフラージュしてるだけ。

さて、あの2人を調べましょうか。
パソコンを起動する。

後編へ続く↪︎NEXT!