少年少女探偵団(追加中)

姫side

『お母様〜♪何ですか?お話って〜♪』
これは、昔の…?

『**、紹介するわね。夜野さんよ。挨拶しなさい。』
夜野さん?え、何で…分からない。夢?
***

「起きた〜ですか〜?朝っす〜!」
やっぱり、夢。でも…何でしょう。
「夜野さん?」

「頭は、買い物っす。」
買い物?それは置いといて、

「夜野さん。私に会ったこと、ありますか?」
聞いてみた。夜野さんは少し黙って、

「何か、思い出した?」
と、言った。

「…やっぱり、何か知ってるようですね。」

「けど、知ってしまったら、君は…」
「…それでも、少しでも。」

「分かった、じゃあ、これだけは言っておこうかな…君の母親はいないよ。」

「…何故?」
「分からない。僕にも。」

「そうですか…」
…ガイ達。心配しているわね。ん?

「あー!」
「え?何⁈」
アイナが黒野さん呼んでる〜!多分〜!

「く、黒野さん呼んでる〜!アイナが〜!」
「く、黒野〜?」
はい?

「ご存じ?」
「あー、まぁ、でも、見習い刑事。」
確かに。

「うおぃ!帰ったぞ〜!」
「あ、かしらさん。」

「起きたんか。」

「夜野さんとは、どう言った知り合いですか?それと、これから私をどうします?」

「…そうだな、何か悪い事でも?」
「警察絡み…」

「うぇー!やばす〜⁉︎」
と、子機の電話がなった。

「頭、出るっす!」
夜野さんが出た。彼が電話に出ている中、

「姫ちゃん、夜野と何かあったのか?」
「はい?」

「いや、あいつさ、俺のいないとこでな〜んか、調べてんだよな。」
「…?」

ズキン。
頭がふいに痛くなった。

「「「…」」」
どうするのでしょう?

「あ、一応、いっとく、俺らは、正義感があるからな。」
…うーん、少し矛盾。

バン!
ドアが勢いよく開いた。

「うげ、ま、しゃねえか。」
警察?そしたら、ガイ達は、いるかしら?

「警察だ!動くな!」
あら、予感的中。いえ、違う。

「頭〜!電話は〜、悪戯みたいだったっす。って、⁉︎な、何で警察が〜!」

「違う。夜野さん、頭さん、逃げた方が良いかも。」
この人達は、警察関係じゃない。

「違う?」
「処分するんでしょうね。夜野さんと頭さんを。」

相手は、銃の先をこっちに向けてるし、殺意を感じるからだ。

「ヘェ〜、流石はあの人が言うだけあるな〜♪」
あの人?

「取り敢えず〜♪死んでね〜♪」
‼︎
相手は銃を撃った。それを頭さんは避けた。

「夜野‼︎姫ちゃん連れて逃げろ‼︎」
「は、はい!行こ!」

私は夜野さんに連れられて裏から外に。が、敵がいた。外に出ても中から銃声が聞こえる。前にもあったような…
あ…

私は気を失ってしまった…