少年少女探偵団(追加中)

アイナside

姫が倒れた。先生が騒ぎで来た。その中の2人の先生が姫を担架で保健室に運んだ。

姫、大丈夫かにゃ〜♪

姫がいなくなった私達のクラスは自習になった。それで、少しは静かだけど…

「ねぇ、光明時さんってさ、無愛想過ぎるし、とっつきにくいよね。」

「そうそう!噂で聞いた事なんだけどさ、元令嬢なんだって〜!」

姫の話ばっかり。切り替え?早い。もう、ニュース何て…気にもしないな〜♪

令嬢?まぁ、確かにそうだけど、元ね。
ちょっと気になって、は、いるけど…

「ねぇ。」
と、姫の話をしているグループの中に入っていった。

「あ、奈々。光明時さんの事、どう思ってる〜?」
どうって…

「光明時さんって〜、多分、何か理由があるんだよ〜♪」
嘘はついてないよね?

「そう〜?」
「うん!きっとそうだよ〜♪」

「そう言えば、奈々と、光明時さんって、どうゆう関係?よく話し掛けてるみたいだし、気になるんだけど…」

「あ、えーと、くされ縁だよ!」
これも、嘘はついてない!
「くされ…?」

「そ!くされ縁!小学校のときからずっとなの〜♪」
「ずっと?じゃあ、幼馴染の…」
「そ!ルトも知ってる〜♪」
あ、しまった〜!

「ルト?誰、それ…」
「あ、ごめん!忘れて!」

「う、うん。奈々が言うなら…」
ほっ。

「お前ら〜静かにしてるか〜?今日は5時間だからなー。」
6時間だよね?

「せんせー、何かあったんですか〜?」
「いや、先生達の出張。」

「急なんですか?」
「すまんな。お、そうだ、光明時は帰ることになったからな。」
***

皆して、姫の鞄持ってかないから、私が保健室へ。
「しつれ〜いしま〜す。光明時さんの鞄(カバン)持ってきました〜♪」

「あ、丁度、光明時さん起きてるから。」
「藍澤さん…」

「およ〜♪羽海野(うみの)君達にも言っとくね〜♪」
「ん…」

「あ、先生、職員室にいるから宜しくね。」
「は〜い!分かりました〜♪」

私はお調子者な性格だからそう返事したけど…姫は、
「…ん。」
の、一言だけ。

ほんと、学校では無愛想だな〜☆ww
と、先生がいなくなってそう思ったら、

「アイナ…」
と、先生がいなくなったから姫はそう言った。小さく。

「何すか〜♪」
「アイナ。貴方、黒野さんに私に関するような余計な事言った?」

ある意味説教ですか〜?あんまり余計な事言ってないのに〜⁉︎

「あー、元令嬢だけだよ〜♪何で?」
「そう…ならイイけど。帰る。」

「あ、うん。バイバー。ひ〜め!」

「えぇ。」
姫は保健室を出ていった。暫くして、

「「え?帰った?」」
ガイとルトが放課後来た。

「うん。具合悪くしたんだ〜♪あれ?羽海野君、言わなかったっけ〜♪」

羽海野は、ガイだよ〜☆


「そうか…(そうだったか?)」
「ねぇ、寄ってく?」

「そだね〜♪」
「あぁ。」
寄ってくのは、勿論!探偵だ〜ん!