そして、化け物は倒れた。 「倒したのか……?」 「よくやっぞ!火夜!」 変身をとくとヴールは近づきそういった 「なぁ、あれってなんだったんだ?」 「説明は家に帰ってからしよう」 「家って……他人に見られたら俺が変に思われるだろ!」 「大丈夫さ、俺の姿は他人には見えないから」 「そ、ならいいや」 俺らのことを観察していた人がいたなんて、俺はまだ知らなかった。