「答えは…アです。」 おおー正解 先生はそう言って解説を始めた。 私は河崎くんを見た。 河崎くんは相変わらず黒板を見ている。 (何だろう…何か…。) すっごく嬉しい。 とても嬉しい。 (好き、だ) 河崎くんの事が好きだ。 付き合いたい、手を繋ぎたい。 なのに、それが臆病な私にはできない。 河崎くんは優しい。 けど河崎くんの頭の中、分からない。 何で、もう関わらないでって言ったんだろう。 授業中 そんなことしか頭の中になかった