それから河崎くんと私は同じクラスになり、友達になった。 いや、友達といっても私が勝手に思っていただけだが…。 そして、そのある日のことだった。 「後藤さんってさ…河崎ルイくんのこと… 好きだよね…?」 突然、クラスの子に聞かれた。 私は驚いて、うん、と頷いた。 それからのことだった。 「後藤さんっ! 話が…あります。」 河崎くんにそう言われた。 私は告白だと感じた。