月と星々

〜音羽side〜

紫「あたしの周りは血の海でその中に座り泣いていたことだけ…」

(紫ごめんね…。あたし紫のことわかっていたつもりだった…何でも分かっているって思ってた…本当は何もわかってなんていなかったんだ…。紫の闇は…そんなに苦しいものだったんだね…その場にいないあたしは紫の本当の悲しさなんて分からない…でも…でもあたしでも分かることはある…)

音羽「紫…」

〜紫side〜

音羽「紫…」

(軽蔑でもされるのだろう…こんな汚いあたしなんて…今まで一緒にいてくれただけでもいい方なのだろう…覚悟はできてる…。)

音羽「ごめんね…紫…。あたし紫のことわかっていたつもりだった…でも何にも分かってなんていなかった!!でも、あたしにも分かることはあるよ!!紫はおば様たちを殺してなんていない!!!紫は悪くないよ!!」

(何で…なんでそんな事言うのよ…なんでなのよ…軽蔑するんじゃないの…!!)

紫「そんなの嘘よ!!!音羽のお父さんが死んだのもあの事件のせいなんだよ!!!」

音羽の父は月神組幹部だった…あの事件で負った酷い怪我のせいで病院に運ばれたが事件の夜20時9分…息を引き取った…

音羽「お父さんは!!お父さんは!!笑ってた!!!あたし達を置いていくことを泣きながら謝って!!でも!!!お父さんは月神組の為に!紫の為に!皆のために死ねるなら本望だって言ってた!!!あたしは…お父さんがそう思ったのなら何も口出しはなんてしない!!あたしはお父さんの意思に誇りを持ってる!!憎しみなんてないといえば嘘になる!!でも!月神組に紫に憎しみなんてない!!あるのは光殺だよ!!!あたしの大事な紫を拉致って!!!紫の大事な人達を奪って!!大きな傷を負わせてお父さんを殺して!!!あたしは…今の自分の気持ちに嘘なんてない!!!それに…お父さんはあたしに最後に言ったんだ!!」