月と星々

〜紫side〜

?「紫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 

ダダダダダダダダッ!

紫「ん!?」

ギュッ!

音羽「もう帰ってくるの遅すぎ!!」

紫「ごめんごめん。すぐ行こうと思ったんだけどね…」

音羽「…中庭行こ!」

…ありがとね…音羽…

〜in中庭〜

音羽「ねぇ…紫さ…泣いたでしょ?言えないなら言わなくてもいいよ…。あたしは待つからさ…でも紫が苦しんでる理由は…あの頃にあるんでしょ?」

紫「音羽…あたし今まで皆に黙ってたけど…音羽には言わなくちゃいけない気がする…これから話すことは誰にも言わないでね…特に…歌恋には…」

音羽「分かった。」

紫「完結的に言うとね…あたしの家族は音羽の知ってる限りはお兄と歌恋しかいないと思うの…あたし達は元は6人家族だった…」

音羽は紫の話に耳を傾け静かに聞いていた‥

紫「お父さん…お母さん…お兄…歌恋…お姉ちゃん…そしてあたし…。音羽はあの頃の事調べたんだよね?」

音羽「うん…。」

紫「世には…ただの組同士の喧嘩としか出されていない…あの喧嘩で…あたしが家族を殺したんだよ…組の人達をも…殺した…」

音羽「ッツ!?どういうこと…なの?」

紫「あたしはあの頃は小学生…自分で言うのも何だけどさ…普通の子供よりは強かったよ…でも所詮子供の力…大人の男に敵うはずがなかった…」

紫「考えが甘かったんだ…力に過信をしすぎだったから…あたしが悪かったんだ…気なんて抜いて帰っていたから…。あたしは小学校から家に帰る途中に男達に待ち伏せされていて拉致られた…体にひどいことはされなかったけど…心は…辛いままなんだ…あたしが悪いのに…こんなこと言うのおかしいよね…。」

紫「男達はね…光殺という組だった…あいつらは…あいつらは…あたしを人質に取り…お父さんたちを呼び出し…殺そうとしてた…そして、喧嘩は起こった…でも喧嘩は圧倒的にあたしの家の方が有利で、圧していた…お母さんがあたしを助けようとした時にあたしの近くにいた男がポケットから拳銃を取り出したんだ…気付くのが遅かった…もう少しでも早く気付いてたら……お母さんが死ぬことはなかったのに…。」

紫「お母さんは男の拳銃に気付かないで撃たれた…お父さんはお母さんが撃たれたことに激怒して、周りの奴らをすごい早さで蹴散らした…だが、あたしは気付いてた…男は今度はお父さんに向けて銃口を向けていた…必死に叫んださ…でも…お父さんには聞こえてなくて…お父さんまでもが撃たれた…お姉ちゃんは必死にあたしを助けようしたんだ…あたしが…捕まらなければ…お姉ちゃんまでもが殺されなくてすんだのに……15人も組の仲間を死なせてしまった…3人も家族を死なせてしまった…後の記憶は残っていないんだ…残っているのは…あたしの周りは血の海でその中に座り泣いていた…」