月と星々

犹蘭「瑛人…」
瑛人「聞こえたのか…犹蘭にも…」
犹蘭「ッツ…あぁ…」
瑛人「すまねぇな。お前にまで心配させて…泣くのを今まで耐えてくれてたんだよな…俺は…紫を…絶対に守る…3人と皆の気持ちの為に…」
犹蘭「…くぅッ…ぁぁ…。俺は…お前についていくさ…総長…」
瑛人「おぅ…さんきゅーな‥.すまねぇ…犹蘭、皆…今だけは…今だけは…泣かせてくれ…」
犹蘭「あぁ…俺は何も見てないさ…死んだ奴らだって…静かに見守っててくれてるさ…」
瑛人「くぅッ…うぅッ…あうぅ………」

〜紫side〜
(えっくん…ありがと…でも…頑張らなきゃ…気分替えに屋上にでも行こう…あぁ…いつものあそこに行こう…)
紫は屋上の入り口のドアの上の小さな建物式のものに飛び跳ね座った
紫「母さん…」
楓『紫!!そこは危ないから降りなさい!!!』
紫「父さん…」
諒『紫また強くなったな!!父さんは嬉しいぞ!!』
紫「お姉ちゃん…」
瑠恵『紫おいでーーーー!!!ほら!!!笑って!!!あたしは紫の笑顔が大好きなんだよ!!』
(ここは…空に近い…皆に近い…落ちれば死と境目の場所…一番ここは落ち着く…皆と会える気がするから…笑わなきゃ…)
ポロッ…紫の肌を透明な綺麗な雫が流れた…
紫「ごめんね…ごめんね…皆…」
(あの頃の記憶はたびたび夢となり出てくる。神様は私に忘れるなと言うのだろう。分かっているさ。分かっている…だから私に泣く資格なんてない。ないのは分かってる…あぁ…神様…許してくれるのね…泣くことは許してくれるのね…ありがとう…償うから…この命をもって…だから…あと少しだけ…少しだけでいいから…皆といさせて…そしたらそっちに行くからさ…)