月と星々

〜瑛人side〜

犹蘭「あぁ…」

瑛人「兄さん…俺…紫を…兄さんが守った紫を…助けれるかな…すまねぇ…兄さんに預けられたのに…俺が助けて…やらなくちゃいけないのによ…情けねぇょ…」

諒(瑛人…)

瑛人「に…兄さん!?」

諒(すまないな…瑛人…お前に重荷をかせてしまって…)

瑛人「嘘だろ!?どこにいるんだよ!!兄さん!!」

諒(ホントは俺らが生きてたら紫を今の紫にしなくてもすんだのかもしれない…)

楓(ごめんね瑛人君…)

瑛人「楓さん!!!」

楓(あなたに重荷を乗せてるのもわかってる…でも、死んでるあたしたちじゃ紫を…元のあの頃の紫に治してあげることなんて出来ない…お願い!!紫を!!紫を助けてあげて!!あの子は自分の作った心の闇に囚われているだけなの!!あなたが直してあげなくてもいい!!お願いだから…あの子を支えてあげて…こんな事を頼めるのも言えるのも瑛人君しかいないの!!!お願い!!)

諒(俺からも頼む…!お前の知ってる通り紫は心優しい子だ…だが…優しすぎるばかりに全部を全部自分で背負ってる…そして、今でも自分を傷付けてる…もう一度俺達も…お前も…あの子の笑顔を見たいだろ…頼む…お前が無理なら…支え続けて…見つけてくれ…お前が見定めてくれ…あの子を助けれる奴を見つけてくれ…頼む…)

楓(お願いします…!!)

諒と楓は瑛人に頭を下げた…空想か妄想か…それとも現実か…そんなものは分からない…だが…

瑛人「頭を上げてくれよ。二人共…弱音なんて言って悪かった…俺は…二人の思いを…忘れたりしない…俺が俺が!!!支える!!たとえ…治せないとしても…俺が紫を守る!!絶対に…約束だ!!死んでる人相手に言うのはおかしいと思うが…もしあの頃の紫の笑顔を見たら会ってやってくれないか?」

瑠恵(ありがと…瑛人さん…)

瑛人「る…瑠恵ちゃん…」

瑠恵(紫を…お願いします…あたし達の…大切な…宝物なの…)

瑛人「…あぁ。3人共…あいつの笑顔を見れるまで…どうか安らかに眠り…見守っててくれ…!」

瑠恵&楓&諒(ありがとう…瑛人〔瑛人君〕〔瑛人さん〕…)