主人公
月神紫[ゆきがみゆかり]
数少ない人しか知らない、月龍総長。中翆[ちゅうすい]高校二年生〈中間区域〉
栄來飛の双子の妹。歌恋の姉。ある闇を持っている。本当は凄く心が優しい少女だった…
DreamLand社長。月神組組長。月神財閥会長。容易端麗。運動神経抜群。頭脳 明晰。
通名:蝶凛[ちょうりん]またの名…

〜本編〜

『た…たすけ…助けて…姉さん…お母さん…お父さん…皆… ごめんね…ッツ…ごめんね!!」 』

『紫!!!紫待っててね!今行くから!!!』

『姉さん!!!』

ッ!!!

『姉さん後ろ!!!』

バァーンッ!!!

『ね…姉さんーーーーー!!!!!!!!!!!!』


「やめてー!!!!!」

ハッ何だ夢か…最悪な寝起きだな…そういえば、今何時だ…

「4時25分か…」

起きるにはまだいつもより早いけど汗が凄いからシャワーにでも入ってこよう…



「ふぅ〜スッキリしたぁ〜」

…♪…♪…♪

朝から早いな…

「もしもし?」

「おぉ、紫おはよう」

「あぁ、想か…おはよ。」

「お前元気ねーな?嫌な夢でも見たか?」

「ハハッホント想には敵わないよ…幼馴染の勘ってやつかな?」

「まぁ、それは知らんが、大丈夫なのか?」

「うん。大丈夫。あたしは平気だよ。ごめんねありがと。そういえば、なんで電話してきたの?」

「んー、なんでか、お前が夢に出てきてさ。お前が悲しんでいるように見えたからさ…」

「うわー超能力でも使ってんの?君?( ̄∇ ̄;)」

「さぁなぁ。まぁ平気なら良いんだ。それじゃまた後でな」

「うん。後でね」