あたしは

もうねるね

っていって
お兄ちゃんの部屋を後にした。

夜空は
決してキレイだった。

月は
あたしのように見えた。

星たちは
きれいに輝いていた。



神様…。

どうか

あたしを

あたしの記憶から

あの人を

消してください。