「先行きますか?気になるでしょ?」

「結構です。充分気をつけますから。」

「僕。そんなに泣かないで。」

「聞かんでいいぞ。」

なんだか
お母さんまで
涙目で。

ブタたちが出て行った後
お父さんと友達のお父さんが
話し合って
順番を変わってもらうことにした。








あたしたちが
最終ホールを回る頃
ブタたちは
駐車場にいて。

お母さん
目があっちゃったから
もう一回
謝ったんだって。

謝らなくていいのに。

そしたら
びっくりして
言い過ぎたってさ。

まじ
キモすぎ…。

明日の試合
やる気失せたし
まじ変な奴には
会うし。

どっかいけー
みたいなね。