そして少女は恋を知る、


「……シ、シンデレラ?ここは普通『わああ魔法使いさんありがとう!!私を舞踏会に連れていってくれるの!!?』って喜ぶところだと思うんだけどな」


「喜ぶ?どうして?私、舞踏会になんて行きたくないわ」


「………え?」


「もしかして知らないの!?あのお城の王子様ってすっごい性格が悪いのよ?そんな人と私みたいな美少女が釣り合うわけないじゃない」


背後にキラキラがとびそうなほど清々しい笑顔で答えるシンデレラは、確かに美しかった。





………顔は。