「〜♪〜♪〜♪〜♪」
鼻歌を歌いながら、部屋の隅から隅まで掃除をしていく足取りは、まるでダンスを踊っているように軽やかだ。
「ふう…これで全部、かな。結構早く終わっちゃった」
大きく伸びをすると、
シンデレラは窓に近づいていく。
そこからは、
遠くの方にそびえたっている城を見ることができた。
「お城の舞踏会、か…」
シンデレラは軽く頭を振ると、ココアでも飲んで一息入れようと台所へ向かった。
鬼の居ぬ間になんとやらとはまさにこのことだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…