「……僕だって、結構必死なんだよ?」
諦めたように呟く青年の言葉を少女はいまいち理解ができない。
よくわからない、という意味をこめて首を少し傾げるた瞬間、少女は唇を奪われていた。
「……ん…っ!!?、は……ぁっ」
それは、今までしてきたどんな口づけよりも深いもので。
少女の目に熱いものがたまる。
息が苦しくなって、覆い被さる青年をどかそうとするが、青年は止まらない。
「ちょ…待っ………んぁっ……や、やめ…っ」
そこでやっと、青年からの口付けの嵐はやんだ。
そのことに少しほっとしながら、少女はきっと青年を睨み付ける。


