そして少女は恋を知る、



「はー……っ、こんなに笑ったのいつぶりかしら」


目にたまった涙を人差し指で拭いながらシンデレラは言う。


「最初は冗談のつもりだったんだけどな……気に入ったわ、あなた、私と一緒に来なさい」






「………は?」


「なによ、そんなぼけーっとして」


「いやいやいやいやちょっと待って!さっき言ったよね?ぼくは君のこと…」


「そんなの関係ないわ」


魔法使いの言葉をシンデレラは遮る。