「…助けるというかさ


連れてかないといけない気がするんだよね…」


優しいー‼︎


この人絶対モテる‼︎間違いないよ!


「ほら、こっち…


急がないと遅刻するよ⁇俺にも巻き添い喰らわせたい⁇」


「ちょっ、待って…足が速…」


足速すぎる…


本当に歩いてるの?って感じ


運動不足だ…テニスやってるみたいだし…


「…テニス部入れば⁇」



「え⁇」

いきなりのことでびっくりした…


テニス部に入ることに関してはびっくりなんてしてないけれど…


彼がいきなりおんぶの構えし始めたから


…まさか乗れと?


「早く乗んなよ…


俺だって力はあるよ⁇人を見かけで判断すんな。


伊達に鍛えてきたわけじゃないし…」


え…は…


はぁぁぁっ⁉︎の、乗れないよぅ…