Childhood friend

「おい、富山、近藤?」


「うわっ!」


「トイレには何もないが職員室で鬼が出るぞ」


僕達に話しかけたのは噂の生活指導の先生。


晴輝がヤバって顔をした。



「ほら、早く職員室に来るんだ。わかったな?」



わぁ〜


ヤバい。


逃げたいけど逃げたら余計怒られるよね…


「行こうぜ…来夢」


そう言った晴輝の顔は引きつっていた。


「そうだね…」


僕達は意を決して職員室に向かった。