Childhood friend

「あの日手紙がストーカーから届いたんだって」


「手紙?」


「そう、白い封筒に入った手紙がね」


「何て書いてあってん?」



晴輝の顔は少し青白くなっていた。



「晴輝どうしたの?体調悪い?」



「俺のことはええねん‼︎何て書いてあってん⁉︎」



晴輝は調子が狂ったように怒鳴りだした。



「晴輝‼︎落ち着いて‼︎」



「落ち着いてられるかいな‼︎何が書いてあってん⁉︎はよ言えや‼︎」




この晴輝に言うのはなんとなく…


なんとなく…ダメな気がする。



とりあえず僕はみぞおちを殴った。




あ、これでも僕、小さい時から空手と柔道習ってんだ。



まぁ、ほとんどの人が『嘘だ!』っていうけどね…