うーん、考えなくても結局杏菜を取っちゃうんだよね… 「わかった、サボろ…」 「おう!」 2人でドアの方に歩き出した。 「来夢!晴輝!もうすぐチャイムなるよ?どこ行くの?」 「あ〜杏菜に見つかってもうた…来夢!言い訳せい!」 は? 「そんな無茶振り‼︎」 僕達が小さい声で話していると杏菜が首を傾げてる。 「あっ…いや…トイレ?」 「なんで疑問系?」 佐川が言った。 「男の連れションかい!」 そう亜清太が言った。 「うん…まぁ、そんなとこ…」 んな訳あるかい‼︎ 頭の中ではそう言って。