杏菜のベットに杏菜を降ろす。


杏菜は布団にくるまって、まだ泣くのかっていうくらい泣いていた。


たかがメールで、って思ってしまうけど、このメール1通1通がどれほど杏菜にとって恐怖だったのか。


そう考えると気づいてあげられなかった自分に苛立ってくる。



もっと早くに気づいてあげられていたらこんなに杏菜を泣かせずにすんだんじゃないかって…


自分が悔しい。