「できたぁ〜!」


美味しそうなミートソース・スパゲッティができた。


2人で机に向かい合って座る。

ピーンポーン


チャイムが鳴った。

「誰だろ?」

杏菜が立ち上がった。

「あ〜、杏菜は座ってて、僕が行ってくる」


僕は慌てて杏菜を椅子に戻した。


「わかった」

僕はこんな時間に誰だろうと不思議に思いつつゆっくりとドアを開けた。


「やっぱりいた。」