no.side
「おはよう!」
青空の下で大きな声でそう言ったのはこの物語の主人公を変えた人物*佐川嶺華*だ。
「おはよう。テンション高いな」
呆れ顔で答えたのは幼馴染の*佐藤有夢*。
「毎日毎日うるさいくらいやわー」
からかうように言ったのはこれまた嶺華の幼馴染の*山川亜清太*だ。
「いーじゃん!暗いよりは!」
「ま、そーだな。」
嶺華の言葉に返した有夢はさっさと走り出した。
「ちょっとまてよ!」
「もー、ひとこと言ってからでもいいじゃん!」
2人が怒ってる間にどんどん有夢は小さくなっていく。
「おい…あいつ、待つ気ねーぞ。」
「だよね…ほってかれるー!」
そんな騒がしく始まった、新しい物語です。