エマルニア





「すまないなアシフィック。ちゃんとこいつに説明するから退いていただけるか?」

困った顔をしながらfirst5がアシフィックを自分の肩に止まらせ退けた。

あたしは首を捻りながら元の体制になる。

なんとなくだけど、アシフィックのことがわかったような気がする。

「彼はエマニアルの魔力を使い存在しているのだ。当然、エマニアルの力を少しは使うことができる」

三度目の溜め息をつき、first5はアシフィックについて教えてくれた。

なるほど、理解できた。

つまり、あたしたちのような変身能力を持っているということか。

「すいません。理解できました。でも、なんでナンバーズの監視をしている使い魔があたしの監視役になったんですか?」

あたしはfirst5の肩の上で羽の毛繕いをしている、アシフィックを見ながら訪ねる。

使い魔はナンバーズ全員の監視を担当しているはずだ。

あたし個人だけを1ヶ月も間、監視するなんておかしい。

他のナンバーズの監視はしなくてもいいのか。

それとも、他のナンバーズの監視と平行して行うのか。

だけど、それならわざわざあたしに紹介する必要がない。

そもそも、あたし一人の監視ならナンバーズの誰かにさせれば良いはず。

「お前がナンバーズ全員にとって、驚異になる可能性があるからだ」

あたしはその言葉を理解することはできなかった。


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