「おれさぁ、意味わかんないから教えてよ。ごめんね、バカだから。」



ニヤニヤしながら聞いてくる彼は絶対私が理解できてないことを知っている。



「うっ…うわぁんっ!」



耐えきれなくなり、泣くと彼は微笑んだ。



「俺に反抗しようなんて思うな、バカ。

てか、クリスマス、キリストの誕生日でもなかったら余計に祝う必要ないな?」



私の彼氏はドエスだ。


私が涙を見せると嬉しそうに笑う。


泣き虫の私にとってはそんな趣味はやめてほしい。