素直な奴と根暗な奴2


高橋和希side




「じゃあさ。それまで俺と回らん?」



.....俺よく言ったと思う









数分前



「あのさ、トイレ行って来ていい?」



と花山さん言ってトイレに行った



途端に仲間達が俺に群がる



「たかはーし!花山が好きな高橋!」



「何だよ」



あってるので否定はしない



「せっかくのお出かけだ!なので.....」



仲間達が集まってこそこそ話して



「俺たちがチャンスをやろう!」



「は?」



「花山と2人っきりにさせてやる!俺たちはそこらへんテキトーに回ってるからよ。花山誘え!」



「断られたらどうするんだよ」



「いいや断らない!勘だけどな!じゃ!」



「あ、おい!」



すぐにいなくなってしまった



誘えっつったってな



勇気がねぇよ......