ドサ
......あんまり痛くないですね
受け身が良かったみたいです
あれ
でも下が柔らかいのと硬いのと境目のものの感触がありました
よく見ると
「いて......」
佐原が下敷きになってました
「あ、ごめん....大丈夫?」
「まぁまぁかな?」
一応大丈夫そうです
保健室連れていきましょう
もしかしたらどこか怪我してるかも
「保健室行こう」
「いやいや大丈夫」
聞かないので最終手段
「何する気....っておぅわ!!」
肩に担ぎました
正確に言うとしようとしましたが
バランス崩れました
「セーフ.....」
佐原が壁をつかんだおかげで倒れずに済みました
「逃げねーし保健室行くから降ろしてくれ」
「無茶を承知でやったことをお許しくだされ」
とものすごく丁寧語で返し
保健室にいきました

