素直な奴と根暗な奴2





野球部の練習に向かう途中



ふと思ったことを佐原にぶつけました



「佐原。質問があります」



「何?」



「あなた中学の時肩怪我しましたか?」



ほぼ無意識に言っていました



「.....なんで知ってるの?」



「なんか....無意識に言っていました。ストレッチしたらいいかもです」



「そうか.....」



と少しびっくりした様子で前を向きました



「あ、着いた着いた」



坊主がたくさんいます



また来ることになるとは予想もしてなかったですから



「着替えるから待ってて」



と言ってダッシュで部室らしきところに入って行きました



行動が早いなぁ



「お待たせ!」



早っ



1分しか経ってないんですが



どんだけ早いんですかこの人



「森本さーん!」



と大きな声で誰かを呼びました



こっちに来たのは前話したキャプテンさんでした



「あ、君前の!入る気になった?」



「森本さん。入るつもりはないけど見るだけならって」



「そうか.....」



キャプテンさんは若干しょぼくれた様子で話しました