「っ和希!」
思わず抱きついた
「ったく....2年も電話に出ないわメール返信来ないわで心配した」
「ごめん。仕事が山積みで....」
「知ってる。有名人じゃん」
「.....もっと、ギュってして?」
「はいはい.....」
あったかい
我慢我慢って言ってたから
寂しいって気持ちを押し込めてたんだ
和希みたら自分ダメだ
気が緩んでしまう
「後で抱きついてやるからとりあえず上がらせろ」
「ごめん」
部屋に通してソファに座らせた
暖かいココアを渡す
「そういえばどうしたの急に。家に来たりして」
「あぁ実はな。異動してこっちで警察をやることになった!」
「え!?本当?」
「実は.....※警視正になりました!」
※警察庁の室長または理事官
「わぁー!すごい!」
拍手を送る
「それを報告するためにわざわざ?」
「いや?それだけじゃねーけど」

