「......なんか実感わかない」
「今の関係?」
「だってこんなに話すのにいざ恋人になってもいつもと一緒だし」
「.........じゃあそれらしいことする?」
「?.....!!」
口が塞がれた
高橋の唇で
「.......俺は歩の彼氏になった。だからこういうこともするから覚悟してて。それと
今まで我慢してたから。歩に触れるの。だからこれからは手とか繋ぐし抱きつくよ?」
カァーーッと顔が熱くなる
照れながらも私も提案をした
「じゃあ私高橋のこと和希と呼ぶ。これでいい?」
「なぜ急に?」
「恋人っぽくていいじゃん。あ、あとなんかのテレビで言ってたけど○○きゅん♡とか○○たん♡とかキモくて呼べないからそこは勘弁させていただきたい」
「しねーわ!つーかそんな呼び方求めてねぇ!」
「意外にそういう系が好みかなーって」
「ちげーわ!」

