素直な奴と根暗な奴2





「......なんか実感わかない」



「今の関係?」



「だってこんなに話すのにいざ恋人になってもいつもと一緒だし」



「.........じゃあそれらしいことする?」



「?.....!!」



口が塞がれた



高橋の唇で



「.......俺は歩の彼氏になった。だからこういうこともするから覚悟してて。それと



今まで我慢してたから。歩に触れるの。だからこれからは手とか繋ぐし抱きつくよ?」



カァーーッと顔が熱くなる



照れながらも私も提案をした



「じゃあ私高橋のこと和希と呼ぶ。これでいい?」



「なぜ急に?」



「恋人っぽくていいじゃん。あ、あとなんかのテレビで言ってたけど○○きゅん♡とか○○たん♡とかキモくて呼べないからそこは勘弁させていただきたい」




「しねーわ!つーかそんな呼び方求めてねぇ!」



「意外にそういう系が好みかなーって」



「ちげーわ!」