「バイバーイ」 挨拶が飛び交う中進路の紙を描いてると 「花山さん帰ろ」 高橋が誘ってくれた 「うん。先に自転車置き場に行ってて」 「進路のやつ?だったら待つよ」 「そうか。ありがと」 高橋が目の前に座った 「イラスト関係?」 「うん。小さい頃からの夢」 昔ある子に絵が上手いと言ってくれてそれからイラストの仕事に就きたいと思ってた 結構可愛かった気がする 「へぇー。研究方面かと思った」 「それ理系じゃん。そもそも私文系」 すぐさまつっこんだ