素直な奴と根暗な奴2





あとは



「さっきからすごい視線感じるんだけど」



後ろ方面に声をかけました



「ばれたか」



「視線バッチリわかるわ」



あんまり悪気がない高橋がでてきました



肩が地味に震えているような



「お、俺........すっげ.......笑うの......堪えて....さ......ブホッ!!」



「何がおかしい?」



「だってよー!付き合ってって意味を買い物ってとらえるバカはおまえしかいねぇー!あはははっ!」



「いいじゃんか......」



笑われてすごい恥ずかしさと怒りが.....



「じゃああんたはわかるん!?」



「付き合ってって言われたら普通自分の恋人になるって解釈できるだろっ!あははははははっ!」



腹を抱えて爆笑し始めました



爆笑する高橋を見れてとても嬉しいんですけど



怒りMAXになりかけなのですよ



「じゃあ私が付き合ってって言ったら恋人になるの!?」



「なるに決まってんだろ!あははっ!.......え?」



爆笑がピタリと止まってこちらを見ました



「は?今なんて言った?」



「え、だから私が付き合って言ったら付き合うの?って聞い......あ、いや」



私大失態おかしました



「違う!たとえ話で.....ごめん!」



逃げました