素直な奴と根暗な奴2





帰り



「グォォーグォォー」



「ガーピーガーピー」



あ、この音いびきです



相当疲れたのかみんな寝てしまいました



そしてなぜか私は高橋の隣です



仕方ないですよ



幸彦と沙奈ちゃんを隣にしましたから自動的にそうなっちゃいますからね



「高橋」



「何?」



「甲子園、行こう」



「......おう」



そのまま寝てしまいました








「.......勝つよ」



頭を撫でながら



「甲子園行ったら.....俺と付き合ってくれるか?」



そんなことを寝ている私が聞いてるわけありませんでした