高橋side
「バイバーイ」
「じゃーなー」
放課後になり、部活に行こうとすると
自分の席の前の男子の話が聞こえてきた
「おい川口〜!泣くなって〜!」
「まさか付き合うって意味を買い物って間違えるなんて予想もしねぇだろー!」
どうやらふられたようだ
関係ないなと思って荷物を詰めてると
「花山さんってクールな感じだけど天然だな〜」
「えっ」
花山さん?
花山さんに告ったのかこいつ
「多分あれ告白されたことないだろ〜な〜。
川口!まだあきらめるな!チャンスはあるだろ!」
「そーそー。友達になったんだからな!」
「おめーらー!俺頑張るからぁ〜!」
慰められてた
女子かと思ったけど
荷物をまとめて教室から出ようとすると
「あ!カズ!お前花山さんと同じ中学だったよな!」
呼び止められた
「そーだけど?」
「花山さんって中学の時どんな感じだった?」
......本当は教えたくないけど
「今みたいな感じ。あと部活は卓球部」
それだけいうと教室から出た

