警察官が病室を出た後、南はボソッと頭の中のもう一人の“自分”に言った…。





「指南…いるんでしょ?」




“何で僕を呼ぶの?”




「私たちには双子でしょ? ありがとう、指南」




“僕は別に……”




「ずっと一緒って約束したよね?」




“あはは、南?それじゃあ…まさか?”




「うん、流石私(指南)わかるよね?」




“うん、でもいいの?あんなに嫌がってたのに?”




「うん、もう楽になりたいなぁ?」





“勿論、いいよ♪ 南”













































「バイバイ、指南」
“バイバイ、南”



































































2人の声が重なった。



































































グサッ











































南は自分をナイフで刺した。