ふと、目を覚ましたとき、隣には響哉さんが眠っていた。
――今、何時なのかしら――。
時計に目をやれば、もうすぐ朝の6時になるところだった。
薄明かりの中、長い睫毛、高い鼻梁、キメの細かい肌に目は釘付けになってしまう。
思わず吸い寄せられるように、そっと響哉さんの頬にキスを落としたその瞬間。
響哉さんは反射的に私の手を強く掴んで瞳を開けた。
……あんなにぐっすり寝てたのに。
そして、相手が私であることを確かめるとふわりと口許を緩ませて、腕の中に私を抱き寄せ再び眠りに落ちていった。
――今、何時なのかしら――。
時計に目をやれば、もうすぐ朝の6時になるところだった。
薄明かりの中、長い睫毛、高い鼻梁、キメの細かい肌に目は釘付けになってしまう。
思わず吸い寄せられるように、そっと響哉さんの頬にキスを落としたその瞬間。
響哉さんは反射的に私の手を強く掴んで瞳を開けた。
……あんなにぐっすり寝てたのに。
そして、相手が私であることを確かめるとふわりと口許を緩ませて、腕の中に私を抱き寄せ再び眠りに落ちていった。


