「おはよ」
梨音は昨日よりずっとさっぱりした顔で、私に挨拶をしてきた。
「おはよ」
私も昨日の駐車場での一件は知らないふりでにこやかに挨拶を返す。
「昨日、須藤響哉に別れを告げてきちゃった。
これで、名実共に普通の親友になれた気がする」
「今までだってずっと、梨音は大事な親友に変わりないのに」
私は思っていたことを、そのまま告げた。
「いいのいいの。
私の気持ちの問題なんだから」
「ねぇ、梨音。
一つ、聞いてもいい?」
「ん?」
「将来の夢って、なぁに?」
「朝っぱらから、いきなりどうしたのよ」
梨音は、きょとんとした顔で、私に問い返してきた。
梨音は昨日よりずっとさっぱりした顔で、私に挨拶をしてきた。
「おはよ」
私も昨日の駐車場での一件は知らないふりでにこやかに挨拶を返す。
「昨日、須藤響哉に別れを告げてきちゃった。
これで、名実共に普通の親友になれた気がする」
「今までだってずっと、梨音は大事な親友に変わりないのに」
私は思っていたことを、そのまま告げた。
「いいのいいの。
私の気持ちの問題なんだから」
「ねぇ、梨音。
一つ、聞いてもいい?」
「ん?」
「将来の夢って、なぁに?」
「朝っぱらから、いきなりどうしたのよ」
梨音は、きょとんとした顔で、私に問い返してきた。


