愛して下さい…

「ごめんなさ…い」

涙が止まらない…

「何が?」

「好きになって…ごめんなさい」

何も言わないお兄ちゃんを見上げると、困った顔してた…

私は立ち上がって、部屋に逃げようとした。

「琴羽!」

「忘れて!明日から、ちゃんと妹するから!…今日の事…忘れて…」