プロポーズ

僕は病室の前にいた。
ドアを開けると、白いパジャマと白い毛糸の帽子を被った朝海がいた。

僕らが愛し合ったのは2週間前。
2週間で人はこんなにも変わってしまうものだろうか。

「朝海?」

「昊くん。もう、来てくれないかと思った。」

朝海は涙を流した。

僕は朝海の手を握って言った。

「朝海、これからはずっとそばにいる。
何があったってそばにいるからね。」

と言うと、朝海はこくんと頷いて恥ずかしそうに笑った。