プロポーズ

「じゃーん、ミニプラネタリウム。」

朝海が手に持っていたのは、小さなプラネタリウムのおもちゃだった。

「昊くん、よく宇宙の本読んでたでしょ?だから、好きなのかなって思って買っちゃった。」

「あぁ。うん、好きだよ。よく見てたね。」

「付けてみよ、こっち来て。」

僕は朝海とベットに座った。
朝海はパチッと電源をつけた。

「わー!すごいね。」