Cherish!!

…二組が騒いでる頃。

楓と郁生は、一本一本丁寧に探していた。
が、レーダーはピクリとも反応しなかった。

「郁、ほんとにこのレーダー使えんのかな?」
「大丈夫だよ、さっき真珠同士で反応して光ってたから」
「じゃあここにはないってことだよね」

楓はため息をつく。

「そうだね。疲れた?」
「ちょっとね、でも大丈夫、探そう」


さすが夜中は少し涼しくなり、継続しながら探すのはキツくなってきた。
楓の体調が悪くなってきたのもあって、郁生は一度戻ることにした。

「楓、大丈夫?」
「うん、少し休んだら大丈夫」

そこに心達も戻ってきた。

「お、郁」
「どうしたんだ、お前達。真珠は?」
「それがこいつがグチグチ寒い寒い言うもんだから、一回帰ってきたんだよ… て、楓、どうしたんだ?」

座り込んでいる楓に気づく。